AED(自動体外式除細動器)とは、心臓がケイレンし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。
コンピューターによって自動的に心室細動かどうかを調べて、救命処置が必要かどうかを決定し、音声メッセージで救命処置を指示してくれますので、一般の人でも簡単で確実に操作することができます。
国内で非常に多い心臓突然死、その中でも特に多いのが心室細動(心臓のケイレン)によるもので、発生した場合は早期にケイレンを止めることが救命の鍵となります。救命処置の成功率は1分ごとに7~10%低下するため、一分一秒でも早く救命処置を行うことが重要です。
また、日本では、救急車の到着まで平均約6分かかります。救急車が到着する前にAEDを使用し、救命処置を出来るだけ早く行う事が、大切な命を救う事に繋がります。
設置にあたり、スタッフは心肺蘇生法を含めたAED操作を受講し、普通救命講習修了証を受領しています。
多くのお客様が訪れる複合施設として、緊急時や不測の事態に迅速な対応が出来る様、今後も一層努力して参ります。